事業別の業績
デジタルコンテンツ事業
多彩なプラットフォームに向け、オリジナルIPや他社有力IPを活用したゲームを企画・開発・制作・販売
※2023年3月期よりセグメント区分を変更しております。2022年3月期の数値につきましては、変更後のセグメント区分に組み換えた数値となっております。
- 当事業のコンシューマ部門におきましては、「牧場物語」シリーズの最新作で、2003年に発売された『牧場物語 ワンダフルライフ』のリメイク作品である『牧場物語 Welcome!ワンダフルライフ』を2023年1月26日に発売し、好調なセールスを記録いたしました。また、「ルーンファクトリー」シリーズの最新作で、2009年に発売された『ルーンファクトリー3』のリメイク作品である『ルーンファクトリー3スペシャル』を2023年3月2日に発売いたしました。一方、完全新作ゲーム『DEADCRAFT(デッドクラフト)』を、2022年5月19日に全世界同時に配信開始いたしましたが、目標を下回る販売推移となりました。また、国内外でのタイトルのラインナップ不足に加え、特に欧米市場における経済環境の悪化などにより、前期と比べて販売が減少いたしました。
- オンライン部門におきましては、2022年10月20日に配信を開始したスマートフォン向け新作ゲーム『ドルフィンウェーブ』が好調に推移し、下期において大きく業績貢献いたしました。また、『剣と魔法のログレス いにしえの女神』や『シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK』、『ブラウザ三国志』といった長期運営タイトルにつきましては、経年により売上が減少したものの、堅実に収益貢献いたしました。一方、2023年2月27日に配信を開始したスマートフォン向け新作ゲーム『サクライグノラムス』が想定を大きく下回る推移となり、ゲーム資産残高を一括償却いたしました。
- この結果、当事業の売上高は14,138百万円(前連結会計年度比8.3%減)、セグメント利益は779百万円(前連結会計年度比80.1%減)となりました。

©2023 Marvelous Inc.

©2023 Marvelous Inc.

©Marvelous Inc.
©HONEY PARADE GAMES Inc.
アミューズメント事業
強力なIPとのアライアンスとオリジナルゲーム機の企画・開発・販売・運営
※2023年3月期よりセグメント区分を変更しております。2022年3月期の数値につきましては、変更後のセグメント区分に組み換えた数値となっております。
- 当事業におきましては、主力であるキッズアミューズメントマシン『ポケモンメザスタ』が、2022年4月に稼動を開始した「スーパータッグ5弾」をはじめ、それぞれ同年7月、9月、11月、2023年2月に稼動を開始した「ダブルチェイン」各弾が非常に好調に推移し、2007年の『ポケモンバトリオ』から展開しているポケモンキッズアミューズメントマシンにおいて、過去最高の売上を達成いたしました。また、海外展開の『ポケモンガオーレ』におきましても、一部地域で新型コロナウイルス感染症による影響があったものの、概ね順調に推移いたしました。
- この結果、当事業の売上高は7,801百万円(前連結会計年度比23.9%増)、セグメント利益は2,786百万円(前連結会計年度比56.4%増)となりました。


©2023 Pokémon. ©1995-2023 Nintendo/Creatures Inc./ GAME FREAK inc.
Developed by T-ARTS and MARV
ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。


©2023 Pokémon. ©1995-2023 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
Developed by T-ARTS and MARV
TM and ® are trademarks of Nintendo.
音楽映像事業
音楽・映像等多様なコンテンツの企画・プロデュース・制作・販売、及び、舞台・ミュージカルの企画・制作・興行
- 当事業の音楽映像制作部門におきましては、TVアニメ『デリシャスパーティ♡プリキュア』をはじめとした、プリキュアシリーズのTVアニメや映画、関連イベントのパッケージ商品化を行ったほか、TVアニメ『アオアシ』を2022年4月より、TVアニメ『吸血鬼すぐ死ぬ2』を2023年1月より放送し、それぞれパッケージ商品化を行いました。また、アニメ『刀剣乱舞-花丸-』シリーズの新作三部作「特『刀剣乱舞-花丸-』~雪月華~」を2022年5月、7月、9月に、「映画刀剣乱舞」の第2弾となる「映画刀剣乱舞-黎明-」を、2023年3月31日より劇場公開いたしました。
- ステージ制作部門におきましては、「舞台『刀剣乱舞』」、「ミュージカル『テニスの王子様』」、『ワールドトリガー the Stage』、「ミュージカル『憂国のモリアーティ』」等のシリーズ最新公演や、今期の完全新作として、「『東京カラーソニック!!』the Stage」、「舞台『鋼の錬金術師』」等の公演を実施いたしました。
- パッケージ販売の低下などにより売上が減少いたしましたが、配信収入の増加や、行動制限の緩和による観客動員の回復傾向、コンテンツグローバル需要創出促進事業費補助金等の計上などにより、前期比で増益となりました。
- この結果、当事業の売上高は3,400百万円(前連結会計年度比15.4%減)、セグメント利益は537百万円(前連結会計年度比7.1%増)となりました。

©ABC-A・東映アニメーション

©盆ノ木至(秋田書店)/製作委員会2すぐ死ぬ

©葦原大介/集英社
©『ワールドトリガー the Stage』製作委員会

©竹内良輔・三好 輝/集英社
©ミュージカル『憂国のモリアーティ』プロジェクト