当社では、ライフワークバランスを推進し、社員の多様な働き方を支援しています。育児支援制度にも力を入れており、男性の育児休業取得率向上を目指し、男女問わず職場全体で育児休業が取得しやすい風土を醸成するよう努めています。今回は、育児休業制度を利用したパパ・ママ社員の声をお届けします。
育児支援制度がより充実し、仕事と家庭を無理なく両立できている
2015年と2016年に産休・育休を取得しましたが、社内の制度も国の制度も年々改善され、育児に対する支援が充実してきているのを感じます。私はアニメ・音楽などを制作する音楽映像事業部で制作を担当していて、1人目を出産して復職した時から時短制度を利用していました。当時の育児短時間勤務にはフレックスタイム制がありませんでしたが、2人目の子の育休から復帰した時には「育児短時間勤務/フレックスタイム制」が導入され、子どもを保育園に迎えに行く日は早めに退社し、そうでない日は仕事を多めに片付けるといったように、自分の都合に合わせて調整できるので助かりました。今はサポート業務が中心で、仕事量に関してもあまり負担がかからないよう配慮していただいているので、無理なく仕事と家庭を両立できています。
在宅勤務も含め、各自の状況に合わせてより多様な働き方ができる職場に
コロナ禍という状況の中で在宅勤務を経験し、子どもがいる環境で仕事をするのは大変な部分もありましたが、仕事内容によっては在宅でも十分対応できることがわかりました。例えば週1、2日程度でも在宅勤務ができれば、通勤にかかっていた分の時間を仕事にあてられますし、ちょっとした仕事の合間に家事や育児をすることも可能です。今後さらに社内の育児支援制度が充実していって、それぞれの社員の状況に合わせた、より多様な働き方ができるようになることを期待しています。
上司の理解を得て育休を取得。復職後もブランクを感じることなく業務に取り組めた
現在は、アミューズメント施設向けゲーム『ポケモンメザスタ』のプロジェクトのリードエンジニアを務めています。前作『ポケモンガオーレ』の運用中から育休に入り、復職と同時にプロジェクトに加わりました。我が家は共働きで、妻が育休を取れないことが出産前からわかっていたので、私が取ろうと考えていました。上司に相談すると、「子育てを代わることはできないけれど仕事は何とかできるから、どうぞ家庭を優先してください」と快諾してくれて。おかげで気兼ねなく育休に入ることができました。家事は以前からやっていましたし、育児についても慣れてしまえばさほど困ることはなかったですね。しばらく仕事を離れるのでプログラミングを忘れてしまうのではと心配していましたが、いざ復職すると特に問題もなく、スムーズに業務に取り組めました。
メンバー一人ひとりの生活スタイルを尊重しつつ、チームで動く時間を確保したい
今は朝8時半頃に子どもを保育園に送り、その足で出社して夜8時頃に帰宅しています。マーベラスではフレックスタイム制を導入していますが、ゲーム開発はチームを組んで行うものなので、各メンバーの生活スタイルを尊重しつつ、チームとして一緒に動く時間を確保しなければならず、両方のバランスをいかにうまくとっていくかが今後の課題です。朝ゆっくり出社したい人も、早く帰宅して子どもと過ごす時間を作りたい人も、それぞれの生活スタイルに合った働き方ができるようなチームを作っていきたいと思います。
数字で見るマーベラス
男性の育児休業取得率は48.1%(2018~2020年度実績)と、政府が目標に掲げていた「2020年までに13%」を大きく上回っています。
また、育児休業取得者は100%復帰しており、多くの社員が育児と両立してキャリアを築いています。