株式会社マーベラス

トップに聞くこれまでの20年と今後の展開

Q. これまでの20年を振り返っていかがでしょうか。

A. 創立5年で経営体制を整え、株式上場を実現
その後の3社経営統合が今日の基盤に

2002年の株式上場と2011年の3社経営統合が大きな転機でした。株式の上場は、創立当初の5ヵ年計画の一つでありましたが、ゲーム音楽のCD商品発売という音楽事業から始め、テレビアニメ作品のビデオ商品販売という映像事業、家庭用ゲームソフト発売というゲームソフト事業と順調に事業を拡大させることができました。
業績を伸ばし安定を保ちつつ社内の経営体制の整備に取り組んだ結果が、2002年のジャスダック市場への株式上場でした。また、2011年の3社経営統合によって、会社の規模も拡大し、幅広い分野をカバーする総合エンターテイメント企業としての現在の基盤を作ることができました。
この20年で事業を拡大しながら、様々なコンテンツの提供を行ってきましたが、インフラやデバイスにとらわれない、時代の潮流に乗ったコンテンツを創出・育成できる企画力・ノウハウが、今につながる大きな強みになっていると感じています。


創立20年で培ったマーベラスの総合力

Q. 今後の展開についてお聞かせください。

A. 各セグメントで多種多様なラインナップを用意
縦串と横串の組織力で結実を

今期リリースするラインナップは、各セグメントとも非常に充実しています。オンライン事業では、自社IPはもちろん、得意分野を持ったアライアンスパートナーとの強力なタッグを組んだタイトルも含め、7本の新作をラインナップしています。また、前期好調だったコンシューマ事業でもアミューズメント部門において、プライズ市場に独創的な新機種を投入します。音楽映像事業でも、主力シリーズをはじめ、新作タイトルを含めた多種多様なラインナップを用意していますので、ご期待ください。
また、創立20年を経て、社内でプロジェクトを完結できる縦串の力に加え、オンライン、コンシューマ、音楽映像の各事業を横串で取り組む機運が熟しました。今後は海外展開も含め、社内での横断プロジェクトのさらなる推進に取り組み、コンテンツビジネスの可能性をますます広げていきたいと思います。

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代表取締役会長 兼 社長 CEO
中山 晴喜

Q. 株主様へのメッセージをお願いします。

A. "マーベラスブランド"を確立すべく、
チャレンジ精神を忘れずまい進

おかげさまで、前期は経営統合以来、5期連続で増益を達成することができました。これもひとえに株主の皆様のご支援、ご鞭撻の賜物と心より御礼申し上げます。今後も独自性、先見性、柔軟性に富んだ企画力で、俊敏にユーザー様の要望に応え、持続的な成長を目指していく所存です。
また、皆様に「マーベラス」という社名を聞いたとき、あるいは「マーベラス」のロゴを見たときに、「いつも何か面白いことにチャレンジしているワクワクさせてくれる会社」というブランドイメージを持っていただけるよう、次の20年に向けた持続的成長を見据え、チャレンジ精神を忘れずに"マーベラスブランド"の確立に注力してまいります。株主の皆様におかれましては、今後とも変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。

MARVELOUS!20年の軌跡

当社は、おかげさまで、今期で20周年となります。
これからも『「驚き」と「感動」を世界に届ける新しいエンターテイメントの創造』を経営理念に、多様なコンテンツを事業のフレームを超えて有機的に展開し、高品質なエンターテイメントコンテンツを供給してまいります。



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