株式会社マーベラス

2013年3月期の業績と今後の展開

MarvelousAQL

2013年3月期の業績について、お聞かせください

2013年3月期は、経営統合から1年で東証一部への上場を果たし、全体として順調な業績を収めることができました。
セグメント別に見ると、オンライン事業においては、PC分野は、先行ノウハウを活かし順調な推移となりましたが、モバイル分野は、スマートフォンの普及に対応したネイティブ・アプリの開発に必要なノウハウを蓄積、拡充する段階となりました。
コンシューマ事業では、ユーザーが固定化される中、ターゲットを絞ったソフト開発が功を奏し、想定以上の業績を収めることができました。
また、アミューズメント部門の成功も順調な業績の一因です。
音楽映像事業では、主力タイトルが堅調に推移したことに加え、新たなタイトル展開も軌道に乗り、順調な業績を下支えしています。

今後の展開について、お聞かせください

スマートフォンの普及等により、当社を取り巻く環境は急速に変化しています。
当社の強みは、総合エンターテイメント企業として幅広い事業展開が可能になっていることです。
オンライン事業、コンシューマ事業に加え、音楽映像事業が存在することで、収益の多様化・収益の長期化が望める高収益体質のビジネスモデルが構築できています。
「多彩なエンターテイメントコンテンツ」を「あらゆる事業領域」に「様々なデバイス」向けに展開する「マルチコンテンツ・マルチユース・マルチデバイス」という基本戦略こそが、当社の強みといえます。
今後は、総合エンターテイメント企業としての強みを活かし、各事業間の水平展開の拡充やフラグシップタイトルの創出に取り組み、より一層の統合シナジーを発揮してまいります。
また、モバイル事業や海外事業の強化など、時代を見据えた施策を適時実行することで、更なる成長を目指します。

株主様へのメッセージをお願いします

「この会社は何かをやるのではないか」「面白いものを作り出してくれるのではないか」と、常に皆様に期待される会社を目指していきたいと考えております。
そして、人々の生きる活力になるようなエンターテイメントを届けることで、誰もが夢見る楽しい未来を創造してまいります。
当社は、株主の皆様への利益還元を経営における重要課題として認識するとともに、5年・10年先を見据えて長期の成長努力を続けてまいりますので、今後とも一層のご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

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